元公務員だから予備試験の行政法はやらなかった。司法試験で苦戦した
公務員時代に行政法を勉強していたので、予備試験では直前期に条文の構造と判例を見直す程度で臨み、3年ともB・C・Bでした。ただし司法試験では会議録の付く形式に対応できず苦戦しています。前提が違えば同じ配分は取れないので、そのつもりで読んでください。
ギリギリ合格研究所
研究員
まずはじめに
前回は民法でした。今回は、それより下に置いていた行政法です。
刑法 = 民訴 = 刑訴 = 実務基礎 > 商法 = 選択科目 > 民法 > 行政法 > 憲法
はじめに書いておきたい前提
筆者は以前、公務員でした。行政法は公務員試験で勉強していたので、予備試験の行政法についてはあまり勉強しなくても一定の点数が取れると思っていました。
それもあって、優先順位を下げました。
3年分の評価 ― B・C・B
筆者は予備試験を3回受けています。行政法の評価は次のとおりでした。
| 年 | 行政法の評価 |
|---|---|
| 令和5年 | B |
| 令和6年 | C |
| 令和7年 | B |
やっていたのは、直前期の見直しだけ
行政法にかけた時間はほぼなく(だいたい年間20時間ぐらい)、直前期に見直すぐらいでした。
- 行政手続法と行政訴訟法の条文の構造を、直前期に見直す
- 処分性・原告適格・訴えの利益について、直前期に判例を押さえる
問題集を回すようなことはしませんでした。
裁量論は、個別法への食らいつき方をつかむ
行政法で一つだけ意識していたのが、裁量論です。
裁量が問題になる場面では、個別法に食らいついていくことが重要だと考えていました。一般論を並べるのではなく、その事案で使われている法律の条文や仕組みから、判断の枠を引っぱってくる。
個別法は毎年変わりますが、条文をどう読んで、どこを拾って、どう評価に落とすかという手順自体は変わりません。事前準備ができないので、論理的に整理できればそれだけで差がつくはずなので、食らいつき方のコツを掴めれば合格のための最低ラインは超えるのではないかと思います。
司法試験では苦戦した
一方で、司法試験の行政法には苦戦しました。
予備試験と比べると問題の形式が異なります。特に、会議録が付くことが違います。傾向が違う以上、それに則って書いていく必要があります。
司法試験ではそのままでは通用しなかったように思います。
参考
- 令和5年司法試験予備試験問題(論文式試験問題「憲法・行政法」)
- 令和6年司法試験予備試験問題(論文式試験問題「憲法・行政法」)
- 令和7年司法試験予備試験問題(論文式試験問題「憲法・行政法」)
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