予備試験の論文を答案構成中心に取り組む ― 同じ問題集を何周もするときの、周ごとのやり方
全文起案をする時間が取れない社会人が、同じ問題集を何周(問題によっては10周ぐらい)もして論文式に備えたときの手順です。
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勉強の設計、短答、論文、予備試験、合格後の転職まで。新しい順に並べています。
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全文起案をする時間が取れない社会人が、同じ問題集を何周(問題によっては10周ぐらい)もして論文式に備えたときの手順です。
予備試験の職種別データを見ると、社会人と大学生の短答式の合格率はほとんど変わりません。差がつくのはその先の論文式です。家族持ち社会人で年400時間しか勉強できなかった筆者が、どの時期に学習時間を集中させたか記載しています。
公務員時代に行政法を勉強していたので、予備試験では直前期に条文の構造と判例を見直す程度で臨み、3年ともB・C・Bでした。ただし司法試験では会議録の付く形式に対応できず苦戦しています。前提が違えば同じ配分は取れないので、そのつもりで読んでください。
答案をほとんど書かないまま3年受けて、憲法はE・F・Aでした。最後のAも、たまたま読んでいた判例が出たからです。予備試験で憲法を最下位に置いた筆者が、何をどこまでやり、その割り切りで何を引き受けたのかを書きました。
民法はほとんど勉強せずに臨みました。1年目はBでしたが、そのあと2年続けてDです。予備試験で民法がB・D・Dだった筆者が、下に置いた判断のどこが間違っていたと考えているかを書きました。
学習量が少なそうという理由だけで倒産法を選びましたが、他にも候補があると後から知りました。予備試験で倒産法がB・F・Bだった筆者が、選択科目の決め方で見落としていたことと、2年目にFへ沈んだときの話を書きました。
商法はひねられた問題が出にくい分、少し外すとそのまま沈みます。予備試験で商法がE・E・Cだった筆者が、2年続けてEだった原因と、条文を先に指摘する形へ順番を変えてから評価が動いた話を書きました。
やればやるほど差がつくと思って刑事訴訟法を上位に置きましたが、伸ばすためではなく沈まないために勉強すべき科目のような気がします。予備試験で刑訴がD・D・Bだった筆者が、令和6年の悪性格立証で戸惑った話と、問題集以外に何をやったかを書きました。
実務基礎は、手薄なまま本番を迎える人が多い一方で、やるべきことが比較的はっきりしている科目だと考えています。予備試験を3回受けて実務基礎がF・A・Aだった筆者が、民事の要件事実をどう回したか、なぜ保全・執行の優先順位を下げたか、刑事の手続をどう掴んだかを書きました。
刑法を最優先にしていたのは、伸びるからではなく、外すと沈むからです。予備試験を3回受けて刑法がF・F・Aだった筆者が、どこで落として、何を変えてAになったのかを、令和5年から7年の過去問に沿って書きました。
民事訴訟法は手続が中心で抽象的な分、避けられやすい科目だと考えています。予備試験を3回受けて民訴がF・C・Bだった筆者が、問題集をどう回したか、令和5年に何を取りこぼし、令和7年に飛ばしていた部分がどう出たかを書きました。
働きながら満点を目指すと、たいてい途中で折れます。合格最低点に到達することを目標に置いたとき、限られた時間をどこへ投下するのか。ギリギリ合格研究所の最初の回として、予備試験と司法試験の違いを科目の優先順位にどう落とすかを記載します。