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予備試験の論文を答案構成中心に取り組む ― 同じ問題集を何周もするときの、周ごとのやり方

全文起案をする時間が取れない社会人が、同じ問題集を何周(問題によっては10周ぐらい)もして論文式に備えたときの手順です。

ギリギリ合格研究所

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予備試験の論文を答案構成中心に取り組む ― 同じ問題集を何周もするときの、周ごとのやり方

まずはじめに

論文式の勉強で最初にぶつかるのが、問題見ても全くわからなくて敬遠してしまうことです。
そして入門講座、基本書などのインプットに走ってしまう。。
ただ、それでは論文突破が遠ざかってしまいます。

筆者は、全文起案をする時間がないため、答案構成を中心に行いました。
また、同じ問題集を何周もするのは苦行ですよね。
そこで、"味変"のために、毎周ごとに注目するポイントを変えてい飽きないよう工夫しました。

使った教材

アガルートアカデミーの重要問題習得講座(以下、「重要問題集」)です。

6周(以上)問題集を回す

6周(以上)と聞くと多く感じるかもしれません。
ただ、毎回同じ解き方をするわけではありません。周が進むほど、1周にかかる時間は減っていきますし、注目するポイントも変わります。

1周目・2周目 ― 答えを見て、色を付ける

1周目はほとんど全ての人が書けないはずです。
だから、なるべく機械的に問題集を進められるような勉強法を取りました。

  • 問題を読む:設問と事案を読みます
  • 問題の所在を思い浮かべる:何が問われているのかを考えます(長くて1分)
  • 答えを見る:思い浮かばなくても、そこで答案例に進みます
  • 色を付ける:答案例に蛍光ペンで、問題提起はピンク、規範は緑、当てはめは青で囲みます

1問あたり15分で終わらせます。
わからないところなどは答案例などにそのままメモやコメントをして先に進みます。
ときどきある用語の説明問題のようなものは、眺めるか飛ばすことで時短を図ります。

最初の2周ぐらいは、解く練習ではなく、答案に慣れる作業というイメージでした。

3周目・4周目 ― 問題提起を思い出せるか

問題を読んで、特に問題提起の部分を思い出せるかどうかだけを確認します。
思い出せなければ、テキストなどに戻って確認します。

規範や当てはめはこの段階ではほぼ無視です。

5周目以降 ― 規範と当てはめを思い出せるか

規範と当てはめを思い出せるかどうかを重点的に確認します。
この時に、規範の重要なキーワードを緑の蛍光ペンで塗る作業もしていました。

この段階まで来ると、できている問題もあります。
そういう問題は1問1分ぐらいで済ませます。

1周にどれくらいかかるか

1科目60問で1問15分なので、1周でだいたい15時間です。

特に3周目以降は思い出せるかどうかの確認だけになるので、1問あたり1分ぐらいで済ませたり、飛ばしたりする問題も出てきました。
最終的には2日(4-5時間ぐらい)で1科目終わらせるイメージで取り組んでいました。

全文を書く経験は、添削の機会を利用した

答案を作る機会がないので、予備校の添削の機会を用いて全文を書きました。
ただ、正直効果があったかは不明です。
添削者によっては非常に細かい指摘をするのですが、予備試験の勝負はそこで決まらないようにも思うからです。
刑法などの書き方の指摘は役に立った記憶もありますが、個別すぎる指摘は無視でいい気がします。
次の答案に活かせる指摘でなければ気にするだけ無駄と思って添削の機会を利用していました。

憲法・行政法・民法についてはほぼやっていない

今後、科目別のやり方も書いていく予定です。
ただし扱うのは、刑法・民事訴訟法・刑事訴訟法・法律実務基礎科目・商法・選択科目(倒産法)までです。
憲法・行政法・民法については書きません。この3科目は、問題集、過去問を一応見ておく、ぐらいしか行っていないからです。

まとめ

時間のない社会人が予備試験に合格するには、解答の入り口である問題の所在をなるべく外さないことです。
そのためには、何度も基本的な問題集を回すことが重要だと考えました。
もちろん全文書けるならその方がいいのかもしれませんが、時間がない人はまずは入り口を外さないことを意識するのがいいかもしれません。

参考

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